2009年07月28日

泡盛クース(古酒)★クレームに泣いたクースの運命

沖縄の地酒といえば 泡盛ですよね
観光客のお土産での人気や 地元の熱いファンも多く 素晴らしいお酒だと思います。

基本的に飲まない私ですが 本来 酒には強く 酔いません
しかし うまいまずいは一応わかっているつもりです
泡盛も 水で割るなんて・・・ 
美味しい水割りは その酒造メーカーが使用している水で割る!ので
美味しさ半減になってしまう 私は隠れ酒豪なのかもしれませんw

泡盛の歴史については 専門的なサイトも多いので割愛しますが
以前の泡盛は 「臭い、安酒」「とりあえず酔えればいい」とか 最低?の評価でした。
しかし、戦後 各酒造メーカーの たゆまぬ努力の結果 素晴らしい泡盛へと変わりました。
本当に 戦前の泡盛がまずい臭いかは 私にはわかりませんが
100年を越す クース(古酒)が存在し ほのかにさくら色に変わった泡盛は
本当に 美味しかったと聞いています。
戦争で これらのクースは 破壊され クースの文化もなくなっていたのです
悲しい歴史がありながら、100年クースを作ろうと頑張っているメーカーさんには
沖縄の文化を守るという努力には 頭がさがる思いです。

さて、何年か前のお話ですが 沖縄の泡盛業界に変化が訪れました。
5年古酒、10年古酒・・・ 表示がなくなってしまったのです。

泡盛のクース造りは 独特の方法でおこなわれます。
手作りで 泡盛を寝かしている方も多く
それぞれの こだわりがあります。
代表的なものに 泡盛は 継ぎ足しながらクースを寝かせるというものです。
泡盛に「息をさせる」と表現する方もいらっしゃいます。
その独特の製法が クレームに発展しました。

「継ぎ足しで造って、5年寝かせたことになるのは変だ」と・・・
メーカーが 騙し販売しているような内容でした。

いわれてみれば 確かにと思うことであったとしても
泡盛の製法は 文化であり。日本酒やウィスキー、ワインさまざまなお酒もまた文化です。
継ぎ足すことで さらにうまい泡盛を造りだすひとつの製法です。

泡盛業界は このクレームを受け
年数の表記をはずすという 決断になりました。
造り手の方に 実際にお話を聞いたわけではありませんが
美味しく 飲んでもらいたいと 一生懸命造った泡盛が否定されたようで辛かったと思います。

メーカーさんと話す機会があり とても残念そうに
「泡盛は そうやって造ってきたものだが・・・
 しむさ!泡盛を たくさんの人が飲んでくれるようにこれからもがんばるさぁ
 何年か経ったら また新しい5年古酒もできるさぁね」
と前向きに話してくれました。


すこし シビアなお話でしたね。
お酒は 楽しく飲んむものです。ちょっとした小話程度のクースの話でした。

努力の結果 クースの年数が表示されましたよ♪


タグ :泡盛沖縄

同じカテゴリー(ちょっと小話)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

▲URLを記入するとプロフィール画像が出ます。Powerd by 「コメ★プロ!」
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

マイアルバム
☆NEWブログ新着記事☆




毎日遊びに行かせてもらっている
大好きなブログです♪
皆様も是非ご覧くださいませ(^^♪
http://pocoda.ti-da.net/
沖縄のスペシャル情報発信
沖縄LOVElog様

http://nakanomachinonaka.ti-da.net/
中の町が大好きになる♪
中の町の中様

http://hellonon2.ti-da.net/
楽しいタイ語も学べる♪
アジアン雑貨ショップnonxのん様

http://mimitama33.ti-da.net/
美味しいイタリアンレストラン
Fleur Parisフルール・パリ様

http://ringringbellblog.ti-da.net/
浦添の古着屋さん
Ring♪Ring♪Bell & Co.様

http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/06a07db4.5dbd23b0/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.ne.jp%2fgold%2fcoroco%2findex.html


ロマンティック♥ドッグスイーツ
楽天市場「COROCO」様

QRコード
QRCODE