Salon de beauté tou･tou

皆様　こんにちは　toutouです♪

犬の手作り食コラム4回目は　栄養学4ビタミンを取り上げてみたいと思います。
ビタミンは「生理機能のサポート」の役割をしています。
生理機能とは　食べたものを吸収する酵素反応を助けたり　骨の発達や神経信号の伝達など
さまざまな吸収や排泄を助ける　大切な機能です。





わんちゃんに必要な6大栄養素　①タンパク質　②脂肪　③炭水化物

④ビタミン
ビタミンは脂溶性（ビタミンA　D　E　K）と水溶性（ビタミンB群　C）に分けられます。

脂溶性ビタミンの効果
ビタミンA　目や皮膚　粘膜を丈夫に保ち　抗酸化作用で感染症の予防
ビタミンD　腸からのカルシウムの吸収を促進し骨の形成　甲状腺機能の調整
ビタミンE　細胞膜を守り　動脈硬化の予防　抗酸化作用
ビタミンK　骨の健康を保ち　血液凝固

水溶性ビタミンの効果
ビタミンB1　炭水化物（糖質）をエネルギーに変換　神経機能の正常化
ビタミンB2　被毛や皮膚　脂質の代謝を促進　成長促進　細胞再生
ビタミンB6　歯や皮膚の代謝を促進　胃酸の分泌を活性化 皮膚と神経の健康促進
ビタミンB12　ヘモグロビンやアミノ酸の生成促進　神経の正常化
ビタミンC　コラーゲンを生成　カルシウムの代謝
ナイアシン（B3）　糖質や脂質の代謝　脳神経の正常化　血管拡張作用　性ホルモンの合成
パントテン酸（B5）　脂質やタンパク質の代謝　免疫機能強化　副腎皮質ホルモンの合成
葉酸（ビタミンM）　DNAと赤血球の合成
ビオチン（ビタミンB7）　被毛の健康　タンパク質（脂質と糖質）の代謝
コリン　細胞膜の形成　肝臓の健康　神経機能の補助
　　　　　※コリンはビタミンB12と一緒に摂取すると人のアルツハイマー型認知症の改善

ビタミンは種類も多く難しい言葉も並び　読むのも大変かと思いますが
欠乏症（ビタミン不足）と過剰症（取り過ぎ）について　暫くお付き合いください。

ビタミン 食品 欠乏症 過剰症
脂溶性ビタミン
ビタミンA 欠乏症：被毛（毛艶）の貧弱化　角膜異常 過剰症：骨の弱化　
ビタミンD 欠乏症：くる病　骨・歯の異常 過剰症：カルシウム沈着
ビタミンE 特になし
※脂溶性ビタミンは特に摂取過剰に注意が必要です。

水溶性ビタミン
ビタミンB1　欠乏症：体重減少　脱水症状 過剰症：特になし
ビタミンB2　欠乏症：脱毛　皮膚炎　 過剰症：特になし
ビタミンB6　欠乏症：貧血　成長障害　 過剰症：特になし
ビタミンB12　 過剰症：悪性貧血　欠乏症：特になし
ビタミンC　体内で生成されるため与える必要がないと言われる
ナイアシン（B3） 過剰症：虚弱　口内潰瘍 過剰症：特になし
パントテン酸（B5）） 過剰症：感染抵抗力低下　低血糖　 過剰症：特になし
葉酸（ビタミンM） 過剰症：貧血　口内炎　 過剰症：特になし
ビオチン（ビタミンB7） 過剰症：特になし　 過剰症：皮膚炎　脱毛　神経筋の障害
コリン　 過剰症： 肝臓腎臓機能低下　 過剰症：特になし

たくさんの種類がありますが　それほど必要で大切なビタミンです。
栄養学6が終了しましたら　それぞれ個別に多く含まれている食材など紹介したいと思います。

読んでも楽しい記事ではないと思いますが　ご愛犬の健康の為に少しだけヒントになれば
とても嬉しく思います。次回は栄養学5「生体機能をサポート」ミネラルについてUPします。
ご一読いただければ　とても嬉しいです(^^♪