Salon de beauté tou･tou

またまた　開店までの道のりが　始まります･･･
我ながら　しつこい!!と　思っちゃいます(^^ゞ
今までは　店舗内装の事を書いてきました。
今日は　私たちの　サロンへの　思いを書いていきたいと思います。





こだわりの　ひとつに　カウンセリングに対する思いがあります。
ご来店された時　一番最初のstepとして　カウンセリングを行います。
カウンセリングの時間は　オーナー様に　20分程のお時間をいただきます。
場合によっては　さらに長い時間をかける時もあるかもしれません。

ヘルスカウンセリングはとても重要だと感じています。
私たちは　初めて会ったわんちゃんの事は　なにも知りません。
わんちゃんを　ただの「犬」「シャンプーやトリミングするだけで十分」とは思っていません。
健康面などで　配慮しなければならないことが　たくさんあると思います。

持病がある場合　例えば心疾患を抱えるわんちゃんの場合
シャンプーにかかる時間、温度など　十分に気をつけなければいけないと考えます。
噛み癖がある場合　正直な気持ち　怖くないと言えば嘘になります。
噛み癖は　恐怖心からくる　わんちゃんが多いと思います。
その恐怖心を　できるだけ取り除きながら　私たちが噛まれる事より
暴れてテーブルから落ちたり　刃物（ハサミ）に　向かってきて怪我をしたり　
わんちゃんが怪我をする　その事が一番　心配なのです。

暴れるわんちゃんを　強く押さえつけ無理やりするという　事例を耳にすることもあります。
抑えつける　無理やりする　それは　プロ意識として何かが欠けている気がします。
「怖い!」と思っている　わんちゃんに　「とっても怖い!」思いをさせる事になってしまいます。

事前に　カウンセリングを十分おこなうこと　
それは　なによりも「わんちゃん」が　快適に過ごせるために　必要だと思えます。
私たちが　安全にケアするために　オーナー様に　お時間をさいていただき
ほんの些細な事でも　お知らせいただければと　考えています。

また　ケアが必要と思われるわんちゃんが
何度もサロンから　断られるケースが　あると思います。
噛み癖、老犬、トリミング嫌い　など　さまざまな理由があるためだと感じられます。
基本的に　すべてのわんちゃんのケアがしたい思いがあります。
100%できるとは　言えません。極度の興奮状態で　無理にケアすることは
命にかかわる問題だと思います。


店内は　待合室？とトリミング室　ふたつにわかれています。
待合室（ウェイティング･ルーム）は　コミュニケーションルームとして活用したい場所です。
以前の記事にも　書きましたが　何気ない会話が絶えない場所　お客様同士の情報交換
悩みを抱えるわんちゃんへのセルフケア　など　会話できるように願って造った場所です。

また　トリミング嫌いなわんちゃんが　サロンが好きになる　ひとつの方法があります。
シャンプーやトリミングを始めるまでに　何度か足を運ぶことです。　
その際　シャンプーなどはしません。ボール遊びをしたり　大好きなおやつを食べたり　
リラックスし　この場所を好きになるということが　大切なのです。
トリミングに対する不安を抱えるオーナー様は　多くいられると思います。
オーナー様が何度も足を運ぶという　お手間を取らせてしまいますが
安心した状態で　わんちゃんを　サロンへ預けたいと思われるまで
ただ、遊びに行くような感覚で　会話同様　願い造った場所なのです。

ただ、これも以前のブログに書きましたが
トリミング室はガラス張りなどで解放していません。
サロンのデザイン性の面で考えれば　ガラス張りでトリミングルームを公開すると
簡単にいえば　「カッコイイ」です。宣伝効果も望めます。

あえて　公開しないことに決めました。
殴る、押さえつける、無理やりする　ことを決して隠すためではありません。
大好きなママの場所へ　行きたいと思う　わんちゃんの気持ちがあります。
余談ですが　ドッグショーなどでは　ハンドラーにご依頼されている　
オーナー様は　陰から見守ってもらいます。決して前列で応援しないことが鉄則です。
「ママがいる！あそこへ行きたい」と集中できないためです。
同じように　シャンプーなどをしている場合　オーナー様や他の人の姿が見える事は
安全に作業するという部分で　危険な事が多く考えられるためだからなのです。

持病があったり　不安な場合　ケア終了後連れ帰りたいと思われるとき
トリミング終了まで　ウェイティングルームでお待ちいただいたり
さまざまな場面で　ご利用して頂ければ幸いです。

こだわりを多く持つ私達です。　
オーナー様から信頼され　わんちゃんから「大好き」と言ってもらえること
心のつながりを　大切にしたいと考えています。
step１のカウンセリングに対する思いは　実はまだまだ　書ききれていません。
これでもか!　という長文ですが･･･　ご一読に感謝いたします。　

これからも　開店まで思ったこと　私たちの理念を読んでいただけるようにと願います。