熱中症に注意★犬の脱水症状応急処置
暑い毎日がつづいていますね。
熱中症や 下痢などからくる 脱水症状についてのお話です。
脱水症状を引き起こす 主な原因は
下痢、嘔吐、熱中症、急性胃炎、急性腎不全などです。
脱水症状をおこしているか 確認(可能性)する方法
首のあたりの皮膚をつかんで引き上げ離します。あまり強くは行わないでください。
1、2秒で元の状態に戻る場合には正常です。
元の状態になるのに、それ以上の時間がかかる場合、脱水症状の可能性があります。
もうひとつ確認する方法は、歯ぐきを触って、湿っていれば正常で、乾いている場合には脱水症状の可能性があります。
脱水症状をおこしているのだから 水分を与えればOKというわけではありません。
水分不足と電解質の欠如が「脱水症状」と呼ばれるものです。
水分を単に与えると、電解質のバランスが崩れさらに悪化してしまう可能性があります。
電解質(ナトリウムなど)を補給しながら処置を行うことが大切です。
乳児用イオン飲料がおすすめですが、通常のスポーツドリンクで代用する場合5倍程度に薄めた物を与えてください。
ご家庭で作ることも可能です。
沸騰させた水道水1ℓに お砂糖40g お塩3gをよく溶かします。電解質の補給と水分補給が一度にできるのでおすすめです。お砂糖が入っているので 普段の飲料には適していません。
あくまでも 応急処置です。重症の場合、獣医師の元へ。
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