皆様 こんにちは toutouです。
トイ・プードルにも多い 白内障
以前から グルルと飛男くんの記事で触れていますが 少しまとめてみます。
白内障がかかりやすいと 言われている犬種は
イングリッシュ・セター、ウェスティー、キャバリア、コッカー、ゴールデン、シェルティー、ハスキー、シェパード、ダックス、ビーグル、トイ・プードル、ラブなどが挙げられます。
先天性と後天性の白内障に分けられると言われています。
後天性の例が多く 老化現象の一つと考えられています。
犬種により若干の個体差がありますが 6歳以上が後天性 未満が先天性とも言われます。
他に、強い刺激を目に受けたとか 糖尿病などで白内障になる場合があり
水晶体が白く濁った?と思った時は 信頼のおける獣医師へ確認されて下さい。
初期では 視力への影響もほとんどなく 行動にもめだった変化は見せないようです。
かなり進行したまま 放置すれば失明の可能性が高くなります。
飛男くんは 3年ほど前から白内障と診断されています。
以前は 階段を下りることも平気でしたが ここ最近では距離感がつかめず
階段を下りることができなくなってきました。
治療は 目薬の投与です。外科手術の方法は 人への処置と同じように
水晶体の濁りを取り除くことも可能ですが 一般的な処置とは言えないようです。
老犬に多いですから やはり手術に対する体力への不安を抱えてしまうのでしょう。
目薬の投与で 進行はだいぶ緩やかになります。
そして やはり失明の可能性も拭えません。もし失明してしまった時
私達が わんちゃんに対してどう接すればよいのでしょうか?
実は 失明しても気づかないご家庭も多いのだそうです。
それは わんちゃんが家具の配置 普段の行動に困らずに過ごすことも多いから
適応能力が高い事が 気付かない原因だそうです。
失明した事を気付いたら 家具の配置を変えない お散歩コースを変えない
お散歩の時は 交通量の多い時間は避ける(音で驚く可能性があるため)
見えなくなってしまっても 私達の声をしっかりと聞いて じっと見つめてくれます。
わんちゃんを優しく触る前にも 大好きな家族の声で名前を先に呼んであげる
以前よりも 触れる お話をする そんな時間を持つことで
わんちゃんの心のケアもできるのではないかと思います。
優しい声と心で 見えなくても最愛のご家族と暮らす幸せを感じていると思います。
飛男&グルルちゃんの 白内障の進行が緩やかでと願うと共に
白内障で戦うわんちゃん達の進行も緩やかでありますように。