Salon de beauté tou･tou

皆様　こんにちは　toutouです♪

手に職を持つものならば　審美眼を養うことも必要ではないでしょうか？
建築関係者ならば建造物　絵描きさんなら絵画　トリマーなら他のトリマーの仕上げたわんちゃんなど　業種にかかわることを見て勉強するのは　当たり前かもしれません。
でも　他の業種が作り出すものを　見ることも視野の広がり　美的感覚を養う
そんな意味で　必要なのではないかと思っています。

大好きなアートの世界から　ピカソの作品を通じて考えてみたいと思います。

たくさんのサイトで　ピカソについて書かれています。より深くは他のサイトで！
画家の多くが　いろいろな物や人から影響を受け　作風が変化することも多いものです。
ピカソの作風の変化は　他の画家にくらべ大変多く　さまざまな「時代」が存在します。
青の時代から始まり　いわゆるピカソの絵として有名なキュビスムへと
最終的には　子供の落書き？と（好評･悪評あり）呼ばれる　戦後の時代。

キュビスムの始まりは　アフリカの彫刻の影響を受けたことが有名です。
私は　別の話も聞いたことがあります。
「アフリカの子ども達が描く動物の絵を見て･･･」
言葉では　表現するの事は　難しいのですが･･･しっぽが体から生えてぺちゃんこなんです？
一般的に　犬の絵を書いた場合　横から見て　頭　背中　お尻　足などのラインで書きます。
その子供たちが描いた絵は　上から見て　頭　体　そして体の横から伸びた4本の足
人が大の字で寝ているような絵と表現すれば　わかって頂けるでしょうか？
その絵を見たとき　子供の純粋な目で見た　形にとらわれない自由な絵に感銘を受け
それに　影響されたと　教えてもらった覚えがあります。






犬が右を向けば、しっぽは左を向きますよね？
キュビズム（立体主義）表現では、複数の視点からみて　それを描きます。
複数の視点が重なりあい　絡みあいながら、キャンバスへ表現します。
ですから　右を向いていても　右を向いたしっぽもありなんです。

なぜ　トリマーに審美眼が必要なのでしょう？
私は　トリマーもアーティストでは？と思っています。
お手入れしやすいが基本ですが　「美しさ」を引き出すことも大切ではないでしょうか？

ピカソが　さまざまな「時代」をつくりあげたことは
素直な心や　審美眼を養いながら　発想にとらわれない自由な目をしていたのかも？
晩年　ピカソだという名前だけで　落書きで駄作という意見もあります。
私は　いつまでも子供の純粋な目や心を持っていたのではないだろうかと思います。

グルーミングで仕上げるフルコート　トリミングで仕上げるバランスの良いスタイル
プロが仕上げるという事は　ある意味「芸術性」が問われるかもしれません。
実際に「ショードッグ」は　歩く芸術で宝だと思います。
ペットクリップにも　さりげない芸術性を高めると　トリミング技術の向上
それが　トリマー自身にも　オーナー様にも　わんちゃんにも　
良い結果を導き出す　ひとつの道なのだと考えています。

これからも　わんちゃんブログの中で　アートを紹介させていただきます。
アートに関しては　素人なので　理解できなくても心に響いた作品を
素人ならではの？　紹介になります事　お許しくださいませ(^^ゞ