Salon de beauté tou･tou

皆様　こんばんは　toutouです♪

今日は　盲導犬について書いてみようと思います。
日本の初の盲導犬は　第2次世界大戦中　失明した兵士の社会復帰の目的で
ドイツから4頭のシェパードが導入されたのが始まりと言われています。

盲導犬を希望する視覚障害者の数が約7,800人　盲導犬の数が約1,000頭
8人に1頭の割合ですから　だいぶ不足しています。

興味のある方は　ネットですでにお調べになったり　募金をしたりと
それぞれの形で　盲導犬についてお考えになっていると思います。
そこで　私達が考える盲導犬がいる社会について　お話ししたいと思います。

皆さんは　街中で盲導犬を連れた視覚障害者を見かけたことがありますか?
私は以前　数回お見かけしたことがありますが　ほとんどないのではと思います。
盲導犬の数が不足している　それだけが理由でないような気がします。
沖縄県では　2007年時点で6頭の盲導犬がいるそうです。

盲導犬はパートナーに寄り添い　その身体の一部として力になる存在
手助けしてくれる　お仕事をりっぱにこなす存在だと思います。

ある大手スーパーでは　盲導犬の立ち入りOKのような看板設置や
ステッカーなどを貼っています。
盲導犬も出入りできる　お店なんだと思っていました。
しかし　実際には出入りというより　入り口で待機させると聞きました。
盲導犬が　「ピーマン」「牛乳」と欲しい物の場所まで誘導するとは思いません。
でも　衛生管理上だと思いますが　入ってはいけないのでしょうか？
この事実を知った時　盲導犬に対する人の考えの一部が見えたような気がしました。

スーパーなどでは　盲導犬は犬であり不衛生という認識を拭えないものなのでしょう。
犬好きな方　そうでない方　多くの人が利用します。
もちろん　ペットお断りには　それなりの理由があり納得しています。
盲導犬に対しては　不衛生とか　そう言った以前の理解が必要ではないかと思えます。

視覚障害者が住みよい社会に　盲導犬も必要であるならば
人々の協力の元　理解しながら受け入れる社会になってくれればと思います。

スーパーや飲食店が意識するのは衛生面と　お客様への不快感など与えてしまい
客離れや　クレームが寄せられることが心配だと思います。
それは　私達一般消費者が　犬が店内にいたら汚いというイメージを持っているから
盲導犬が　多くの場所へ出入りできない　状況を作ってしまっているのだと思います。

そして　視覚障害者の方も　通勤などが助けになると希望を持たれていると思います。
実際　お話をしたのではないのですが　犬と暮らす一般的な家庭でも
普通に散歩したい　お買い物に行きたい　でも一緒に行けないのなら･･･
出入り禁止が多く　一緒に行かない　犬を連れて歩くのは気を使うと考えてしまいます。
盲導犬と暮らす方も　それと同じ想いを抱えているのかもしれません。

人とわんちゃんや動植物が住みやすい環境　作りだせるのは
私達ひとりひとりの意識なのかもしれません。